秋の果物の柿はビタミンCがいっぱいで風邪予防に食べたい!
秋の果物の代表といえば「柿」ですね。
柿はビタミンCが豊富でその量は1個に70mg含まれていて、それはみかんの4倍、レモンの5倍に値するそうです。スゴイ!
でも、人間てビタミンCを1度には20mg程度しか摂り入れられないので1日にでも、数回に分けて食べた方がいいみたい。
「風邪にはビタミンC」とよくいわれますがそうです!
柿にはビタミンCがいっぱいで、免疫力アップするフルーツなんです。美肌効果にも期待♪
去る10月26日は柿の日だったんですね。
これは2005年(平成17年)に全国果樹研究連合会が定めたんだそうです。
これは朝のラジオ「羽田美智子のいってらっしゃい」で知りました。
今週は柿の特集でした。
産地は主に和歌山県、品種、そして成分の特徴など・・ご自身のエピソードなどを混ぜてお話しされていました。
とてもためになりましたよ。
柿の収穫量は2020年、最も多かったのは和歌山県で全体の21%でした。
次いで奈良県は14%。
続いて福岡県(8%)、岐阜県(6%)、愛知県(6%)
だそうです。
これらの5つの県で全国の役6割を占めるそうです。
柿で代表的なのは富有柿ですよね。
「柿食えば~」で有名な詩もありますし、奈良っていうイメージありますよね。
そんな五條市には「柿博物館」という大きな柿の実の形をしたドーム型の博物館があるそうです。
現在は工事中で外観が完全ではないようです。
コロナが落ち着いてら出向いてみませんか。
柿博物館↓
富有柿と同じくらいの代表の品種が次郎柿
こちらはふっくらと丸みのある富有柿に比べると形はちょっと四角め
果汁が少ないので、ちょっと固い歯ごたえが特徴の柿です。
干し柿も柿の代表ですが、ビタミンCは減っちゃうみたいです。
でも、βカロテンやカリウム、食物繊維は増えちゃいます。
βカロテンの役割は皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。
カリウムには塩分の摂り過ぎを調節する働きがあります。
塩分、気になる方は是非お試ししてほしいトコロ。
ビタミンAも豊富に入っているので目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあるとされています。
あと、柿の渋み。
あの渋みはタンニンだそうです。
これはアルコールの分解をする働きがあるので二日酔いの予防に効果的だとか。
「タウリン配合」(タンニンとは言っていないけれど)とうたっているCM、宴会の前に、みたいなシチュエーションの映像で。
あの役目的に「食べて予防」と臨んだら良さそうなのでは。
ビタミンCは実は、柿の果実よりもはっぱの方が多く含まれていて、その量は果実の10倍、とか。
なので、「柿の葉寿司」もバッチリビタミンCが入っているんですね。
これも奈良名物。
「お寿司を傷みにくくするために」葉を使っているそうですが、
名産地なだけに果実だけを収穫するのではなく、葉っぱも余さずに利用して理にかなっている気がします。
渋柿もありますが、これを好んで食べる方はなかなかいないのでは。
ここから干し柿を作るのが多いんですとよね。
あの甘みは格別なのに・・・ですねえ。
いかがでしたか。
「旬の食べ物は身体に良い」って言われますが秋の柿はそれに値するのでは。
でもこれを「身体にはビタミンを摂らないと!」と鼻息荒く食べるのはちょっと寂しいかも。
是非、「秋の味覚」として「秋が来たんだなあ。さあ冬に備えよう」くらいな感じで味わっていただけたらな、と思います。
私は始めちょっと種がメンドウだけど食べていくと慣れてくるかな。
秋の夕焼け空にどなたかのお宅の庭で柿がオレンジ色に染まっていたことを懐かしく思い出します。
だぶん渋柿なんだろうけれど。
そしてやがて庭先に吊るされる姿になっていくんですよね。